ブログ一覧:食材紹介
-
【2023.08.12】
冬瓜スープ
先日行った60歳からの元気ごはん教室で 鶏胸肉を茹でたゆで汁を使って、 冬瓜のスープを作りました。 からだの余分な湿気を取ってくれる冬瓜は 今の時期にぴったり。 なかなか食べる機会がないかもしれませんが ここ数年、小さなサイズやカットしたものが スーパーでも売っていますね。 今回は、鶏スープに干し貝柱と干し海老を 加えて、さらに春雨も入れました。 春雨は、これまたからだの湿気を取ってくれる 優れもの。私が大好きな食材の一つです。 冬瓜のスープを作る時は、 ぜひ「冬瓜の皮」も入れて煮込んで下さい。 もちろん、蝋質の皮は食べることは出来ません。 が、皮にこそ、湿気取りの働きが強く含まれます。 食べる時には取り除いて下さいね。 塩胡椒のシンプルな味付けで、ダシがたっぷり 効いた美味しいスープになりました!
-
【2022.10.22】
サンザシ
卒業生の中野さんが、ご自宅で実ったサンザシの実の写真を送って下さいました。 普段なかなか見ることができない写真だと思うので、中野さんの許可を頂いてご紹介します。 このサンザシは、中野さんが当校に入学して1~2年経った頃にお庭に植えたそうで、それから10年以上育てていらっしゃいます。 初めは花が咲いても実は生らなかったそうですが、今では春には花、秋には実をつけて楽しませてくれるそうです。 サンザシは、中薬ではこんな効能があります。 【山楂子】 性味:酸・甘/微温 帰経:脾・胃・肝 効能:消食化積、行気散瘀 注意:脾胃虚弱、胃酸過多、胃潰瘍には使用しない。 お肉を食べ過ぎてしまったり、胃に消化されない食べ物が溜まってしまった時など、消化を助けてくれる働きがある山楂子。当校では、さんざし条という山楂子の実を加工した商品をオンラインショップや実店舗で取り扱っています。 さんざし条は、お茶請けなどのおやつにそのまま食べることも出来ますし、酢豚やソースなどお料理にも使えます。 ついつい食べ過ぎてしまう季節ですが、サンザシを上手に取り入れて養生するのもおすすめ。 中野さんはジャムを作るそうです。 生の実を使ったジャム、美味しそうですね!
-
【2021.01.31】
冷え性におすすめレシピ!
明日から2月! 本格的な寒さを迎える前に、「冷え性」について知っておきましょう♪ 一口に「冷え性」といっても、中医学では体質別に冷え性を考えます。 ① 元気不足タイプ ② 血液不足タイプ ③ 自律神経失調タイプ ④ 年中寒く感じるタイプ など、それぞれ適した食材が異なります。 ①②のタイプの改善ポイントはこちらをチェック! ★女性のための未病・薬膳・漢方情報ネット「miyaka」 すべてのタイプに共通の予防策は、疲れ過ぎない程度に身体を動かし、気を巡らすこと。 首・手首・足首・腹・腰を温めると、冷えが軽減され楽になります。 冷え症の方には、「蒸す」「煮込む」などの調理法がおすすめ。羊肉・山椒は体をとても温めてくれます。 そこで、冷え改善におすすめの薬膳レシピはこちら! 詳しいレシピは、★こちらをご覧ください。
-
【2020.05.14】
春におすすめのフルーツサラダ
先日のインスタライブでもお伝えしましたが、春は酸がおすすめ。 (詳しくはインスタグラムのIGTVをご覧ください) 春の季節は、冬に滞りがちだった「気血」の巡りも良くなり、代謝が上がります。 気持ちもウキウキしてきますが、その一方でイライラしたり、気持ちが沈んだり、不安定になりやすくなります。 肝には情緒をコントロールする働きがあるため、春はストレスを受けたり、肝の機能が弱くなっている人は、不安定になりやすい季節です。 肝の気が上がりやすくなる季節でもあるので、引き締める働きのある「酸味」がおすすめです。 そんな時期には、引き締める働きがある酸味を食事に取り入れてみて下さい。 気の巡りを良くして、酸味のある柑橘系は今の季節にぴったり! おすすめのレシピをご紹介しますので、是非お試し下さい。 気巡りフルーツサラダ <材料>2人分 グレープフルーツ 2/3個 オレンジ 2/3個 りんご 1/3個 セロリ 1/4本 ミント 少々 <ドレッシング> 酢 大1/2 サラダ油 大4 白胡椒 少々 塩 2つまみ ヨーグルト 大2 <作り方> ①調味料を合わせてドレッシングを作る。 ②フルーツは適当な皮をむいて一口大に切る。セロリは筋を取って食べやすい大きさに切る。 ③ボウルに1と2を入れて合わせ、皿に盛る。ミントを飾る。 <ポイント> セロリは気持ちの高ぶりを抑えて、柑橘系は気の巡りを良くしてくれます。 柑橘系のフルーツであれば金柑、甘夏などでも代用できます。 ヨーグルトはお好みで分量を増やしても美味しくお召し上がり頂けます。