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ブログ一覧:食材紹介

【2025.03.26】

蓮根の巻き揚げ煮

今日は蓮根の巻き揚げ煮のレシピを紹介します。   【材料】 蓮根(細いもの)100g 油揚げ   4枚   【調味料】 (中華風の衣) 小麦粉 大1・1/2、片栗粉 大1、水 大2~3 揚げ油   【合わせ調味料】 白みそ 大2、砂糖 大1、酢 大2、サラダ油 大1   【作り方】 蓮根は皮をむき、小指大の太さで5cm長さに切る。油揚げは1枚に開き、油抜きをしておく。蓮根が一巻き出来るくらいの大きさに切る。 衣を作り、蓮根を芯にして、油揚げで巻き、衣を付けて180度できつね色に揚げる。 フライパンにサラダ油を少々入れ、合わせ調味料を炒め、そこに揚げた蓮根をからめる程度に煮る。あまり煮過ぎない。   この料理は排骨(骨付きバラ肉)の様に見えるので肉食を禁じられているお坊さんが肉をしのんで名付けた料理です。   おわり   鎌倉薬膳アカデミー 山内

【2024.11.02】

2か月半ぶりにパンを食べて…

以前のブログで小麦を摂らない食事のことを書きました。 あれから2か月半が経ち、 パン屋さんでシナモンロールを買って食べてみました。   正直、「美味しくなかった」です。   以前から、それほどパンが好きでよく食べていたという わけではありませんが、時々小腹が空いた時など 手軽なので食べていました。   久しぶりに口にしてみて、 まず、美味しくない!正直これが一番先に感じた感想。   全部食べきれなくて、もったいないと思いながら捨てました。   小麦をからだに入れた変化ですが、 秋のアレルギーの季節でもあり、少し顔が痒くなった気がします。   いつもなら、この時期は毎日レボスチンという 抗アレルギー薬を飲んでいましたが、今年は1回しか飲んでいません。   小麦を抜いたためか、もしくははと麦のお陰か? (はと麦はかなりの量を摂っているので、顔は乾燥していますが アレルギー症状はほとんどありません)   両方かもしれませんね。   思っていたよりも小麦を抜くことは難しくも大変でもなかったので 引き続き続けたいと思います。   新たな変化がありましたら、またお知らせします。   おわり   鎌倉薬膳アカデミー 山内

【2024.10.25】

旬の柿を食べよう【レシピあり】

  柿がおいしい季節になりました。 わたしは、無類の柿好きです。   先日、「和の薬膳クラス」でも柿とかぶの和えものを作りました。 これがなかなか好評で、家でも作りました!というお声を頂いている料理です。   柿の産地はいくつかありますが、 山梨県の石和産が一番美味しいと思います。   去年の秋、丁度今頃だったと思いますが 近所の八百屋さんに石和の柿が売っていました。   な、な、何と!一つ700円! びっくり!   柿は薬膳では、 ・肺に熱がある時の咳の改善 ・発熱時の口の渇き ・口内炎の改善   などの症状に良いとされています。   からだを涼しくさせるので、冷え症や産後の方は 1日1個くらいにした方が良いかもしれません。     柿はビタミンCが豊富に含まれているので、 夏にできてしまったシミ改善にもバッチリ。   干し柿もおいしいですよね~。 干し柿は食物繊維が多く、生柿の比べカロリーと 糖質が高くなるので気を付けましょう。   柿を使ったおしゃれなお料理を紹介します。   【材料】 柿、かぶ、しめじ、蓮根   【和え衣】 マヨネーズ 大2、すり胡麻 大1.5、砂糖・醤油・酢 各少々   【作り方】 柿は小さめの一口大、しめじ・蓮根は茹でる。 和え衣に混ぜる。   和え衣をゆるくしたい場合は、煮切り酒でのばして下さい。 ぜひ季節の味を楽しみましょう!   おわり   鎌倉薬膳アカデミー 山内

【2024.10.21】

食べて欲しい日本食【レシピあり】

切干大根の煮物、ひじき煮、青菜の胡麻和え、肉じゃが、白和え、里芋の煮ころがし、きんぴら、魚の煮つけなどなど…   デパ地下の食品売り場には必ず並べられていいますよね。 ご飯に合うおかずばかりで食べてほっとするおかずでもあります。   わたしたちはつい数十年前まで、 日常にこれらのおかずでご飯を食べてきました。   日本人の風土・気候・食習慣に合った生活をする。 食べることは、生きることの基本になりますね。   旬の魚、サンマの美味しいレシピを紹介します。   【サンマの柚子幽庵焼き】 (幽庵地) 醤油 大4、みりん・酒 大1.5  柚子 1/2個 輪切り   サンマは三枚におろし、幽庵地に10分くらいつけて焼く。   三枚におろしてあるのを買うと簡単です。 旬のサンマをいっぱい食べましょう!   おわり 鎌倉薬膳アカデミー 山内

【2024.09.23】

鮭の簡単レシピ

鮭の黄金ソースがけを紹介します。 ホワイトソースとお味噌を合わせて黄金ソースを作る一品。 鮭は、秋バテにもおすすめの食材です。   鮭の効能 体力低下、消化を促進し胃を温める、浮腫みの改善   【材料】 生鮭4切れ、葱小口切り1/2本   【調味料】 バター10g 市販ホワイトソース160g、味噌25g、パルメザンチーズ大2、塩・こしょう(適量)   【作り方】 1.生鮭は適当な大きさの切り身にして軽く塩をふり20分おく。 その後、胡椒をふりフライパンにバターを溶かし、皮目からこんがり焼く。 2.市販のホワイトソースに味噌を加えて、葱の小口切りを混ぜる。 3.耐熱皿に1をのせ、2のソースをかけ、好みでパルメザンチーズをふりかけ、前もって温めたオーブンで3~4分焼き目が付くように焼く。   おわり   鎌倉薬膳アカデミー 山内

【2024.05.24】

旬野菜を食べよう【レシピあり】

今日のブログは、旬の食材《春きゃべつ》を紹介します。 4月からおいしい春きゃべつですが、料理のレパートリーの幅があって馴染みのある食材。消化器系にやさしく働いてくれます。 ※今はキャベツ高騰でなかなか手が出ませんね。早く落ち着いてくれると良いのですが… 胃弱、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食欲不振の時にきゃべつ料理がおススメです。   きゃべつの簡単レシピ 【甘塩鮭ときゃべつの重ね煮】 甘塩鮭2切れを用意し、一切れを3つに切る。 きゃべつは1/3個をざく切りにする。 鍋に鮭ときゃべつを重ねて、酒を50mlで蒸し煮にする。   すっごく美味しいかと言われたら困りますが、(困るんかーい!)胃腸が弱っている時には是非作ってみて下さい。   鎌倉薬膳アカデミー 山内

【2024.04.23】

竹の子ごはん《レシピあり》

仕事の帰りに40年来お付き合いしている八百屋さんに立ち寄ると、朝どれ鎌倉産の新竹の子があるじゃないですか。   早速、買い求め炊き込みごはんを作りました。   面倒ですが、皮つきの竹の子で作る竹の子料理は格別ですから一度は是非作ってみてください。   《作り方》 竹の子の皮を半分位剥きます。大きい物は半分に切る。 鍋に水・米ぬか・鷹の爪を1本と1を入れ、竹の子が柔らかくなるまで茹でる。 茹であがったらそのまま冷やし、その後、皮を剥き、きれいな水にさらしておく。   《竹の子ごはんの調味液の割合》 だし汁10:薄口醤油1・酒1   米2合の場合 だし汁400ml、薄口醤油40ml、酒40ml 竹の子の量はお好みでOKです。   ちなみに、わたしは根本の固い所を炊き込みごはんに使い、ほかの部分は煮物に使いました。 油揚げを油抜きをして、細かく刻み調味液に加えるとコクのあるおいしい炊き込みごはんになります。   【竹の子の効能】 性味:甘/寒 帰経:胃・大腸 効能:痰を溶かしたり、お腹の張りなどを改善する   旬の食材には、その季節の「氣」がいっぱい詰まっています。 その氣でこころとカラダを元気にしましょう!   鎌倉薬膳アカデミー 山内

【2024.04.05】

新玉ねぎのおいしい食べ方

今の旬の食材と言えば、新きゃべつ、新じゃが、新にんじん、そして、大好きな新たまねぎなどなど。 中でも新玉ねぎ、おいしいですよね~。 今回は新玉ねぎのおいしいおかずを紹介します。 薬膳では、食欲不振の時や高脂血症などに適応する食材です。 新玉ねぎのサラダ 食材 新たまねぎ、好きな色のパプリカ、三つ葉、ハム 作り方 それぞれを細く切る。 ドレッシングは醤油系が合います。 三つ葉の香りが良くて箸が止まりません。 新たまねぎのチヂミ 材料 新玉ねぎ(薄切り)、豚挽肉、キムチ チヂミの生地;小麦粉・卵・水・塩少々 作り方 ホットケーキの感じで種を作り、中に食材を入れてごま油で焼く。 酢・醤油を同割にしたタレをつけて食べる。 丸ごと新たまねぎのスープ 材料 小ぶりの新たまねぎ、ベーコン、コンソメ 作り方 適量の水でコンソメを溶かし、材料をその中でじっくり煮込む。 新たまねぎの甘さとベーコンの香りでおいしさが増します。 どれも簡単ですぐに作れるお料理ですので今晩の献立になると嬉しいです。 旬の食材には「氣」がいっぱい詰まっています。短い春を楽しんでください。

【2023.08.12】

冬瓜スープ

先日行った60歳からの元気ごはん教室で 鶏胸肉を茹でたゆで汁を使って、 冬瓜のスープを作りました。 からだの余分な湿気を取ってくれる冬瓜は 今の時期にぴったり。 なかなか食べる機会がないかもしれませんが ここ数年、小さなサイズやカットしたものが スーパーでも売っていますね。 今回は、鶏スープに干し貝柱と干し海老を 加えて、さらに春雨も入れました。 春雨は、これまたからだの湿気を取ってくれる 優れもの。私が大好きな食材の一つです。 冬瓜のスープを作る時は、 ぜひ「冬瓜の皮」も入れて煮込んで下さい。 もちろん、蝋質の皮は食べることは出来ません。 が、皮にこそ、湿気取りの働きが強く含まれます。 食べる時には取り除いて下さいね。 塩胡椒のシンプルな味付けで、ダシがたっぷり 効いた美味しいスープになりました!

【2022.10.22】

サンザシ

卒業生の中野さんが、ご自宅で実ったサンザシの実の写真を送って下さいました。 普段なかなか見ることができない写真だと思うので、中野さんの許可を頂いてご紹介します。 このサンザシは、中野さんが当校に入学して1~2年経った頃にお庭に植えたそうで、それから10年以上育てていらっしゃいます。 初めは花が咲いても実は生らなかったそうですが、今では春には花、秋には実をつけて楽しませてくれるそうです。 サンザシは、中薬ではこんな効能があります。 【山楂子】 性味:酸・甘/微温 帰経:脾・胃・肝 効能:消食化積、行気散瘀 注意:脾胃虚弱、胃酸過多、胃潰瘍には使用しない。 お肉を食べ過ぎてしまったり、胃に消化されない食べ物が溜まってしまった時など、消化を助けてくれる働きがある山楂子。当校では、さんざし条という山楂子の実を加工した商品をオンラインショップや実店舗で取り扱っています。 さんざし条は、お茶請けなどのおやつにそのまま食べることも出来ますし、酢豚やソースなどお料理にも使えます。 ついつい食べ過ぎてしまう季節ですが、サンザシを上手に取り入れて養生するのもおすすめ。 中野さんはジャムを作るそうです。 生の実を使ったジャム、美味しそうですね!

【2021.01.31】

冷え性におすすめレシピ!

明日から2月! 本格的な寒さを迎える前に、「冷え性」について知っておきましょう♪ 一口に「冷え性」といっても、中医学では体質別に冷え性を考えます。 ① 元気不足タイプ ② 血液不足タイプ ③ 自律神経失調タイプ ④ 年中寒く感じるタイプ など、それぞれ適した食材が異なります。 ①②のタイプの改善ポイントはこちらをチェック! ★女性のための未病・薬膳・漢方情報ネット「miyaka」 すべてのタイプに共通の予防策は、疲れ過ぎない程度に身体を動かし、気を巡らすこと。 首・手首・足首・腹・腰を温めると、冷えが軽減され楽になります。 冷え症の方には、「蒸す」「煮込む」などの調理法がおすすめ。羊肉・山椒は体をとても温めてくれます。 そこで、冷え改善におすすめの薬膳レシピはこちら! 詳しいレシピは、★こちらをご覧ください。

【2020.05.14】

春におすすめのフルーツサラダ

先日のインスタライブでもお伝えしましたが、春は酸がおすすめ。 (詳しくはインスタグラムのIGTVをご覧ください) 春の季節は、冬に滞りがちだった「気血」の巡りも良くなり、代謝が上がります。 気持ちもウキウキしてきますが、その一方でイライラしたり、気持ちが沈んだり、不安定になりやすくなります。 肝には情緒をコントロールする働きがあるため、春はストレスを受けたり、肝の機能が弱くなっている人は、不安定になりやすい季節です。 肝の気が上がりやすくなる季節でもあるので、引き締める働きのある「酸味」がおすすめです。 そんな時期には、引き締める働きがある酸味を食事に取り入れてみて下さい。 気の巡りを良くして、酸味のある柑橘系は今の季節にぴったり! おすすめのレシピをご紹介しますので、是非お試し下さい。 気巡りフルーツサラダ <材料>2人分 グレープフルーツ   2/3個 オレンジ           2/3個 りんご             1/3個 セロリ             1/4本 ミント             少々 <ドレッシング> 酢      大1/2 サラダ油          大4 白胡椒             少々 塩                  2つまみ ヨーグルト      大2 <作り方> ①調味料を合わせてドレッシングを作る。 ②フルーツは適当な皮をむいて一口大に切る。セロリは筋を取って食べやすい大きさに切る。 ③ボウルに1と2を入れて合わせ、皿に盛る。ミントを飾る。 <ポイント> セロリは気持ちの高ぶりを抑えて、柑橘系は気の巡りを良くしてくれます。 柑橘系のフルーツであれば金柑、甘夏などでも代用できます。 ヨーグルトはお好みで分量を増やしても美味しくお召し上がり頂けます。