【2020.04.09】
薬膳と料理
皆様、こんにちは。
鎌倉薬膳アカデミーの山内です。
薬膳は食事なので、美味しく食べることが大切です。
今日は、薬膳における料理についてご紹介したいと思います。
私は、薬膳を学ぶまでずっと日本料理を学び、
教室を主宰して懐石料理や家庭料理を教えてきました。
最初に知人の勧めで、
東京・赤坂にある「柳原料理教室」に通い始めました。
5年間、しっかりと柳原先生の元で基礎を学び、その後、東京会館の現代の名工 小松崎先生に師事しました。
小松崎先生には、教室以外でもプライベートで
お酒をご一緒させて頂き、その時にも多くの事を教えて頂きました。
その後、エスニック料理を蒲田のミ・レイで、
ケーキはプライベートレッスンで学びました。
その後、一念発起し、「大阪あべの辻調理師専門学校日本料理専門カレッジ」に入学しました。
1年間、朝から夕方までの授業を受ける学生に戻りました。
大阪での生活は、楽しくて楽しくて一生懸命に勉強と料理に打ち込みました。
日本料理を続けてきて本当に良かったと思ったのは、実は薬膳を始めてからでした。
私が薬膳を始めたころはまだまだ薬膳の教室が少なく、今よりはるかに薬膳に対する誤解と偏見がありました。
そんな中で、
日本の気候・風土・食材・体質に合った薬膳を始めたのです。
よくこんなことを言われました。
「薬膳は言葉のイメージが悪いから、
他のネーミングを考えた方がいいよ!」
色々考えましたが、
「薬膳」に代わる言葉はないのです。
「食べた食事が薬の代わりになる」
これが薬膳なのです。
その薬膳の献立を作るときに必要なのが、
何といっても「料理力」。
どれだけ料理を知っているか、おいしい料理が作れるか、それは誰にでも作りやすいか、などが問われます。
薬膳制作の特徴として、
1.症状・体質の違いに応じた食材の選択
2.調理法
3.味付け
などが要求されます。
薬膳を作ること、教える事は
知識と料理の技術の2つの力が必要です。
それを分かりやすくお伝えし、そして自宅で作って頂き、心身共に健康な生活を送っていただけるような授業をこの先も続けていきたいと思います。
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