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【2020.05.21】

魯山人の言葉

皆様、こんにちは。
鎌倉薬膳アカデミーの山内です。

以前のブログでもご紹介しましたが、
今改めて伝えたい北大路魯山人の言葉をご紹介します。

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おいしく料理を作りたいと思う心と、
おいしい料理を作るということは似ているが、
同じではない。

私たちは、したいと思っても、
しようと思うのはなかなかだ。
しようと思っても仕上げるまでには、
時を必要とする。

だが、したいと思っている心を、しようと決心するには一秒とかからない。
まず、希望を持っていただきたい。

やってみたいという希望を持ったら、
やりとげようと決心していただきたい。

決心したならば、すみやかに始めていただきたい。

むつかしいことは何もない。
やってみない先から、とてもできないと思い
あきらめている人が余りにも多すぎはしないだろうか。

料理は、いつも我々日常生活と共にある。
そしてその”こつ”も、いつも我々の一番手短にある。

だが、道は遠いかも知れない。
しかし、その遠い道は、いつも一番手短の
第一歩から始まっているのだ。

「魯山人の料理王国」より抜粋
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人生は一度きり。
思ったことを信じて始めてみることは
料理もその他も同じことだと思います。

薬膳は食事です。
しかも、特別な食事ではありません。
日常の食事です。

ですから「薬膳」なのです。

月に数回食すのではありません。
毎日の食事で体調を管理する役目の食事です。

何にでも言えることですが、
基礎を知ると応用が出来ます。

そして、料理の理(ことわり)を知ることで、
一層料理が楽しく、美味しい料理が
作れるようになります。

コロナウイルスで先が見えない世の中ですが、そんな時でも希望を持って、日々をお過ごし頂ければと思います。