【2020.02.16】
舌を見て診断する方法
皆さま、こんにちは。
鎌倉薬膳アカデミーの山内です。
当校の中医コースでは、舌を見て診断する「舌診」を学びます。
今回は舌の診断法についてブログでご紹介したいと思います。
受講生のIさんの舌で解説します。
まず、舌自体の色は淡白色です。
白い色は、気血両虚、陽虚を指します。
つまり、Iさんは血の量が不足している、
或いは陽気が衰退している状態と考えます。
次に、舌の苔を見てみましょう。
苔の状態は、厚苔です。
苔で舌質が見えないので、「不見底苔」と称します。
また、苔が乾燥しているので、これは「燥苔」です。
これは、体内の津液不足を現し、考えられることは、
高熱、吐瀉後、温燥薬物の服用などによります。
また、膩苔が見られます。
膩苔とは、苔質が緻密で粒が細かく、中間が厚く
周辺が薄くなっている状態を指します。
これは、こすっても取れません。
膩苔の原因は、食積や脾虚湿困、阻滞気機などで、
苔の色が黄色いのは、痰熱、湿熱、暑湿などの邪が体内にこもっているためです。
では、薬膳ではどのような食事がいいのでしょうか?
次回はそれについて紹介したいと思います。
旧ブログ「みんなの薬膳」2017年7月7日より抜粋