【2024.05.03】
陰陽って?
陰陽は古代中国で生まれた思想で、
この世の中のすべての事柄は陰と陽から成り立ち、互いに影響しあいながら調和している、そして、生長・発展していく。
これだけで陰陽が理解出来たら、あなたはすでに哲学者です。
(正直、勉強し始めの頃、わたしはさっぱりピンときませんでした。)
陰陽を例えると、
陰:女性・水・夜・大地・内向的、陽:男性・火・昼・天・活動的となります。
こう言われても、これまた「それでなに?」って感じですよね。
実は、わたしたちの日常生活の中にも陰陽は活かされています。
例えば、ごはんは左、みそ汁は右に置きます。
ごはんは神様から頂いた有難い食べ物と捉えていたので左。
左は陽で格が上。
みそ汁は汁もの=水で陰となります。
奇数と偶数では、奇数が陽で偶数が陰となります。
日本では七・五・三と奇数が胃多く使われています。
食器は五枚一組です。
これは中国から来た五行思想の「木・火・土・金・水」の考え方から来ています。
五は安定した状態だと考えます。
西洋では偶数が使われ、一ダース12、半ダース6、食器も偶数だし、男女・夫婦が一対としています。
こんなところでも陰陽は使われています。
日常の中で陰陽を感じてみるのも楽しいですよ!
鎌倉薬膳アカデミー 山内