【2021.12.14】
薬膳とは
とっても久しぶりになりましたブログです。
しかも、今さら!?的な「薬膳とは」についてご紹介します。
薬膳とは、「テーマを持った食事」を指します。
薬膳はテーマごとに、ただ美味しくてからだに良いだけでなく、中国伝統医学(中医学)のルールに沿って食材を組み合わせるところにポイントがあります。
不調を感じた時に薬を飲むように、それを食材に置き換えて体調を改善していく、つまり薬に代わるお膳が「薬膳」なのです。
図は、「薬膳」の古代中国文字です。
「薬」の文字は、草・実・木からなっており、「身体を治す植物」という意味があります。「膳」は、左側の偏は「皿」を指し、右側は「羊」と「牛」を表します。
つまり「薬膳」とは、身体を治す植物(野菜)と羊や牛(肉)などを皿に盛った料理という意味なのです。
当校では創立当時から「和の薬膳®」を提唱しています。
和の薬膳®は、日本の気候風土、食材、日本人の体質に合せた和食での薬膳と、「和」(なごみ・融和・調和・穏やか・安らぎなど)から生まれる「和のこころ」を合わせて、中国伝統医学の考えに基づいて作る薬膳を指します。
鎌倉薬膳アカデミーで学ぶと、これからの生き方や自分自身や家族を見つめなおすきっかけになる方が数多くいらっしゃいます。
これはなぜかと言うと、
中医学は哲学が含まれていること。
そして、
食を考えることは生き方を考えることだからです。
人生楽しくて嬉しいことばかりじゃないですよね。
病気になった時、気持ちが沈んだ時、どうしようもなく辛い時も、一番力になってくれるのは自分自身です。
その自分の体質や性格を知って、食べ物を考えて、ちょっとやそっとのことじゃへこたれないココロ&カラダ作りを、和の薬膳®を通してお伝えしています。
食材のチカラを上手に取り入れて、美味しく楽しく健康に、心地よい暮らしを楽しんで下さい。