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【2020.02.17】

舌を見て診断する方法【その2】

皆さま、こんにちは。
鎌倉薬膳アカデミーの山内です。

前回の続きです

ブログをアップしてから、再度、よくよく見てみると
点刺があるのを発見しました。

点刺は乳頭が増殖し、数が増えて多くなります。
これは、邪熱が体内にこもっている状態です。

点刺があると舌の色は紅色となります。
余りの膩苔に舌質の色を見落としてしまいました。

そこで、薬膳的にはどのように考えて施膳を
するのかについてです。

舌が紅い:
体内の熱を取る食材を選ぶ

苔が黄色い:
体内の熱を取る食材を選ぶ

苔の位置:
脾胃の部分が厚くなっているので、
あっさりした味の物を積極的に摂る。

こんな風に舌を見て、薬膳を考えることが
出来ます。中医学って面白いですね!

旧ブログ「みんなの薬膳」2017年7月10日より抜粋