【2024.10.13】
砂糖は薬⁉
日本人は昔から薬が好きだったようです。
江戸時代、町には薬種問屋が250軒以上ありました。
これは、今でいうところの薬局や漢方薬局と同じ働きをしている場所で、医師からの処方箋に対応したり、病気の相談に合わせて調合したりしていました。
百草丸や葛根湯は江戸時代からあるクスリなのですよ。
江戸時代、砂糖はオランダからの輸入品で大阪の薬種問屋に運ばれ、そこから江戸をはじめ全国に運ばれていたそうです。
当時、砂糖は大変貴重な薬で、特に滋養を高めるものとして子どもや女性に嘗めさせていたとのこと。
なんと、不老不死の妙薬とまで考えられていました。
時代が変わると随分変わるものですね。
砂糖の捉え方。興味深いです。
おわり
鎌倉薬膳アカデミー 山内