【2024.06.17】
湿気にご注意
中医学では湿気によって病気が発病すると湿気から「湿邪」(しつじゃ)という呼び方に変わります。
この「邪」はからだに悪さをする時に使われます。
日本では6月から夏の終わりまで、暑さと湿気に悩まされます。
これからしばらくの間、私たちはこの湿邪に悩まされます。
なので、特徴や症状、対処法についてお話したいと思います。
まず、湿は水の性質があり、からだの中で臓腑の動きを悪くします。
例えば、
- 下痢
- むくみ
- からだが重い
- おりものが多い
- 皮膚の湿疹
- 口がねばつく
などの症状がみられます。
これに暑さが加わると食欲不振が加わります。
さてさて、こんな時にどんな食事をしたら良いのか。
食材としては、湿気と暑さを取り除く食材を摂ります。
はと麦・冬瓜・とうもろこし・紫蘇・緑豆・小豆などがおススメです。
特に、食欲不振・むくみが気になる方は実感できると思います。
鎌倉薬膳アカデミー 山内