【2018.02.07】
季節先取り薬膳
皆様、こんにちは。
鎌倉薬膳アカデミーの高尾です。
当校ではより実践的に薬膳を自分の力で作る力を付けるために、旬の食材をたくさんご用意して、
その中から受講生の方に使う食材を考えて薬膳を考案していただく授業を行っています。
今回は、2017年5月期中医薬膳営養師コースの皆さんに、季節先取り「春の薬膳」を作って頂きました。
あさりと芹のご飯
金針菜と新玉葱の玉子スープ
鶏肉と黒木耳の甘酢あんかけ
龍眼肉のレバー煮
セロリとオレンジの気巡りサラダ
白木耳のシロップ煮
春は、疏肝理気や通利胃腸を重点に考えます。
簡単に説明すると、気の巡りを良くすることと冬に溜め込んだものをすっきりさせるという感じでしょうか。
春の食材は、自然とそのような働きの食材が多くあります。
味は、酸味が相性の良い味です。
適度に甘味を加えて胃への刺激を和らげるとさらに良いので、甘酢あんかけやサラダはピッタリです。
皆さんが考えてくれた春の薬膳、とっても美味しかったです!