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【2020.03.08】

薬草見学

2019年10月期の中医薬膳営養師コースでは、中薬学の授業入りました。
中薬学ではただ聞くだけの講義ではなく、教室を飛び出して実際に薬草を見学する課外授業を行っています。

実際生えている状態の植物を見ることで生きた学びが出来ます!
幸い鎌倉薬膳アカデミーの周りには緑がいっぱい。
今年も野草研究家の横畑杏子先生に当校近隣の薬草スポットを案内して頂きました。

授業の様子を中薬学担当講師の島守真理先生が写真と共にレポートしてくれましたので、紹介致します。
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中医薬膳営養師コースの中薬学は、
教室での勉強が一段落すると野草見学にでかけます。

いつも歩いている道のはたに、空き地のすみに、
あれもこれもと嬉しげに説明してくださる野草研究家の横畑先生が
またいつもとは違う鎌倉に誘ってくださいます。

「この花は、天ぷらにしてもいいですね。」
「この野草の若い葉の根元は、ぬるぬるしていてジュンサイのようなんですよ。」
「ああ、これイタリアンパセリに似ていますが、毒がありますね。」
「この花、あまり味はありませんが、彩りがきれいですよね、サラダにのせたりするといいですね。」
などなど、身近で興味深いお話をうかがいながらの、短いハイキング。

教科書にも出てくる車前子(しゃぜんし)や艾葉(がいよう)を目にすることができたり、昨年の9月だったらみずみずしかった牛膝(ごしつ)が、3月初旬の今は枯れているとわかったり。

昨年9月の牛膝


今年3月の牛膝

いつも目にしている草木。
緑が美しいのはもちろんですけれど、ほんの少し何かを知識を得ることで、日々かわりゆく季節のありがたさや、中薬のなかにも意外と身近なものもあるということを、もっともっと感じとれるのではと思っています。

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島守真理先生主宰のお教室
真理の薬膳 @mariyakuzen