【2024.04.17】
自分を大切にする
鎌倉薬膳アカデミ―のプログラムの中に「山内メソッド」があります。
山内メソッドは、生徒さんのこんな言葉から生まれました。
「先生、わたし、何を食べていいのかわかりません!」
彼女は長い間下痢で苦しんでいました。
病院・漢方薬・鍼などでも改善が見られず、最後に辿り着いたのが食事でした。
わたしがずいぶん前に出版した「皿×皿流 薬膳ごはん」を渡し、1ヶ月出来るだけ本の中の食事を食べるように話しをしました。
そして、1ヶ月後、どうだったと思います?
すっかり下痢が治っていたのです。
正直、私自身信じられませんでした!
「食」の力の偉大さをそこまで感じたことがありませんでした。
何年の続いていた症状がたった1ヶ月で改善するなんて!
中医学には「治病求本」という考え方があります。
これは、「病気を治す時は病気の根本から治療する」という意味です。
彼女の症状の根本はストレスでした。
実は、「皿×皿流 薬膳ごはん」はストレスに特化した薬膳本なので、たった1ヶ月で症状が消えたのです。
ストレスが当たり前になるとカラダからのサインすら無視しがちになります。
「最後まで一緒にいてくれるわたしのカラダなのだから大切にしましょうね」
アカデミーの生徒さんにはよくこの話をします。
講師として多くの方の話を聞くと「自分を大切にする」という考え方を意識したことは無いようです。
ですが、一度是非考えてみて下さい。
「何を食べたらよいか」は、自分を大切にする大きな一つの方法です。
鎌倉薬膳アカデミー 山内