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【2024.04.28】

薬膳&中医学を学んで変ったこと

中医学は単に医学だけでなく、中国の歴史や哲学・思想を含む奥深いものです。

 

・・・と書くと、

「そんな難しいもの、わたしには無理、無理」などと

すぐに思わないで下さいね。

 

わたしが薬膳の学び始めた20年前は、まだまだ日本で「薬膳」という言葉さえあまり知られていない頃でした。

 

正直、初めは理解するのに少し時間がかかりましたが理解する「コツ」が解るとそれからは楽しくなる一方でした。

 

コツとは「素直に考える」ことでした。

 

えっ?と思いましたか?

私たちの考え方が、知らず知らずのうちに自然から離れてしまっていることに気付くと、中医学はもっと身近で親しみやすい学問だということが分かるんです。

 

例えば、

季節の移り変わりを感じたり、風を感じたり、雲の流れを感じたり、心地よさや逆に心地悪さを感じたり、自分のこころやからだの変化に気づいたり。

 

中医学は長期に亘る臨床・実践の積み重ねから生まれた医学です。

ですから、今の自分が分かると今何が必要で、何を切り離したらよいのかが自ずと感じられるようになるのです。

 

薬膳・中医学との長い関わりの中で得た事は多く、わたし自身のライフスタイル全般の基準を作る一つにもなりました。

世の中の一見複雑に映る事も実は陰陽で考えると実にシンプルなのだと知り、わたしをずっと楽にしてくれました。

 

皆さんも薬膳や中医学をご一緒に学んでみませんか?

 

鎌倉薬膳アカデミー 山内