【2020.02.26】
この時期必見!春の養生法
皆さま、こんにちは。
鎌倉薬膳アカデミーの山内です。
新型コロナウイルスの影響が様々なところに出ていますが、こんな時こそ、免疫力を上げる薬膳の力が必要なのではないでしょうか。
季節を上手に乗り越えることは、身体の免疫力を高めることに繋がります。
この投稿が、不安な気持ちを抱えている方のお役に立てれば幸いです。
今日は、薬膳・中医学のバイブルと言われる
《黄帝内経》に書かれている、
この時期に必要な一節をご紹介します。
《現代語訳》
「自然界には四季があり、それぞれに応じた
暮らし方というものがある。
春は発生の季節、つまり芽生えた万物と同じように、
心身に生き生きと陽気を発生させ、
天地の陽気を取り込み、体内の陽気を育てる。
これが春に相応する養生法である。
これに背くと春によく活動する肝気が痛む」
(四気調神大論)
大切なことは、
今の時期は気持ちをのびのびさせること。
五行で春と関連する臓腑「肝」は怒りや
抑鬱感情を嫌います。
朝は少し早めに起き、ゆったりとお茶を飲み、
一呼吸してから食事の支度などを始めて下さい。
朝のきれいな空気を十分肺に取り込むのも
いいでしょう。
(花粉症でなければの話ですが)
洋服の色も黒から緑や青に衣替えです。
こんなことを心掛けると楽しい春を満喫出来ます。
春を健やかに過ごすと夏の暑さに負けることなく過ごす事が出来ます。
旧ブログ「みんなの薬膳」2017年3月29日より抜粋