【2024.04.30】
感覚を大切に
私たちの先祖である縄文人や弥生人はきっと現代人より第六感や霊感を持っていたと思います。
なぜなら、
感覚を磨いておかないと危険に合う確率が高いからです。
わたしは講師としての感覚を大切にしています。
朝、生徒さんが「おはようございます」と言って教室に入ってきた時の、声のトーンや顔色、雰囲気などで意識しないで様々なことを感じとることが出来ます。
(文字で書くと怖い感じがしますが、全然そんなことはありませんからご安心下さい笑)
入学時には元気がなくて声も充分出せなかったのに、しばらくすると大きな声で笑うようになったり、ご自分からよく発言するようになったりなど、生徒さんの変化を日に日に感じたりします。
それを生徒さんに伝える事で、自信がついてより元気になっていきます。
中医学はMRIも血液検査もない時代の医学ですから、医師は自身の経験の蓄積から病気を治していきました。
その時に大切なのが、「感覚」でした。
言葉からだけでない現れている症状を読み取る力の元になっているいるのが感覚。
現代は頭で処理するばかりの時代ですが、いつか息詰まるような気がします。
本来、わたしたちに備わっている感覚を少し磨くクセをつけると違う世界が見えてきますよ。
鎌倉薬膳アカデミー 山内