【2024.09.15】
子どものための薬膳
幼稚園から小学校低学年くらいの子どもを対象とした薬膳を紹介します。
一番大切にしたい場所は「脾(ひ)=消化器系」です。
からだ全体もそうですが、
食生活と密接に関係する消化器は、一生を通して大切な臓器。
からだを作っていく子ども時代には、特に気をつけて部分です。
・アイスクリームを大人と同じ大きさを食べる
・ケーキを大人と同じ大きさを食べる
・ペットボトルの甘いジュースを飲む
・寿司を好きなだけ食べる
・食事の時に冷たい水や麦茶を飲む
ちょっと考えてみてください。
これっておかしいと思いませんか?
子どもと大人では、消化器のキャパも働きも違うのに、
同じ量を食べてたら、当然負担がかかってしまいます。
消化器はエネルギー(氣)を作る大本。
キャパオーバーでは、必要なエネルギーを作り出す力が弱まってしまいます。
食事の量や内容を注意すれば、かなり消化器の働きを低下することを防ぐ事ができます。
(子どもだけじゃなく、消化器が弱いタイプの大人にも言えることですね)
どの親も子供には元気ですくすく丈夫に育ってほしいと思っているはず。
思いは思いだけで留まらず、ぜひ日常生活の中で実践してもらいたいと思います。
おわり
鎌倉薬膳アカデミー 山内