【2020.02.25】
プレ更年期
皆様、こんにちは。
鎌倉薬膳アカデミーの山内です。
今日は、更年期のお話です。
更年期とは、
閉経前後10年位の期間を指します。
日本人の場合、大体閉経年齢は50歳前後ですが、
最近は30代後半~ 40代半ばの女性でも、
更年期総合症に似た症状に悩まされている
ケースが増えてきているそうです。
このような症状が「プレ更年期」といわれるものです。
「もしかしたらプレ更年期かな?」と思ったら、
下記の「プレ更年期セルフチェック」をしてみて下さい
☑以前より疲労感体感
☑頭痛・肩こりなど
☑ほてり・のぼせ・発汗
☑抑うつ感、または、イライラ感
☑冷え性
☑不眠傾向
☑肌のくすみが増えハリがなくなる
プレ更年期は女性ホルモンの低下が原因ではなく
(卵巣機能は働いています)、ストレスが原因と
いわれています。
まさに自律神経が関係し、この自律神経は
身体の各器官の働きを正常に保つ重要な
役目を担っています。
この働きが上手くいっていないがために
プレ更年期の症状として現れているのです。
まずは養生の原則=食事・運動・休養
シンプルですが、これが最大のポイントです!
私が個人的におススメなのが深呼吸です。
簡単でいつでもどこでも出来るのが一番。
リラックスできますので是非試してみてください。
大それたことは急にしないようにして下さい。
3日で終わります。(これホント!)
ちょっとしたことでいいのです。
少しでも歩くようにすることや夜は早目に寝床に
早く入ることを少しだけ心掛けましょう。
寝る直前には、明日に希望を感じられるような
イメージを持って寝ると良いですよ。
そして、薬膳では、
「疏肝理気」、「発散」を心掛けて下さい。
ストレスにはこれが一番です。
漢方薬では、
当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸などが処方されます。
旧ブログ「みんなの薬膳」2016年7月25日より抜粋