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奥が深い!日本の伝統文化《おせちのいわれ》

おせち

年末年始が近づいてきました。今回はおせちの由来についてご紹介します。

数の子:子孫繁栄

ごまめ:田作り、豊作祈願

伊達巻:巻物は書物を表す 文化の繁栄

車海老の酒炒り:不老長寿を表す

なます:紅白は平安の意味

金柑甘露煮:金柑の文字が財宝を表す

錦玉子:黄身と白身を金銀に見立て、財宝を意味する。錦とは、金銀を織り込んだ絹織物のこと。

黒豆:色が黒いので野良仕事をする人の健康と勤労を意味する。まめに働く

松風焼き:めでたい「松」がつくことからおせちに加わる。末広がりに切ってめでたさを添える

昆布巻き:「よろこぶ」に通じることから縁起物とされる。巻いてあるのは文化の発展を祈る。

知れば知るほど、おせちの持つ奥深さを感じませんか?先人たちは、スゴイ!

(鎌倉薬膳アカデミー 山内 正恵)