梅雨時のむくみ対策!
むくみとは、手や足、顔などにむくみの症状が現れる体内の水分代謝異常です。
中医学では、むくみの症状は水分代謝を担う「肺」・「脾」(消化器系)・「腎」いずれかの働きが低下することによって起こると考えています。
梅雨時期、特に下半身のむくみがつらくなる人は、脾(消化器系)が弱いタイプに分類されます。
梅雨になると空気中に湿気が多くなります。外界の湿気は体内に入り込み、脾(消化器系)の働きを低下させてしまうので水分代謝が悪くなり、むくみが出るというメカニズムになります。
※中医学では、脾(消化器系)は水分代謝と関係していると考えます。
湿気は重いので下半身に水が溜まりやすくなります。
【梅雨にこんな症状がある人は要注意!】
○身体が重くてだるい ○頭が重い ○尿量が少ない ○食欲不振 ○胃もたれ ○吐き気
【梅雨時のむくみの食養生】
①消化器系の働きを高めて水分代謝を良くする
⇨1番おすすめの食材は… はと麦
②香りの良い食材で湿気を身体から追い出す
⇨1番おすすめの食材は… 陳皮
【むくみにおすすめの食材】
はと麦、小豆、緑豆、えんどう豆、ささげ、冬瓜、とうもろこし、とうもろこしの髭、わかめ、しそ、陳皮、みょうが、香菜、生姜、バジル、香菜
(鎌倉薬膳アカデミー 高尾 仁美)