中医薬膳営養師コースで学ぶこと
薬膳を設計する際に、まず、最初に重要なことは症状ではなく体質を知ることです。言い換えれば体質が、すべての施膳の大元になるのです。中医学を本格的に学び、体質についてじっくりと知識を得た後に学ぶ「薬膳営養学」は、薬膳をいかに生命の維持や健康維持、体調を整えていくことに役立てていくのかを学びます。特に「和の薬膳®」という当校独自のエッセンスにより、高い実践力・応用力を確実に身につけていただけることでしょう。
すべて復習問題を交えながら理解度を確認しながら進行、中薬の現物をお見せするなど、体感しながらしっかりと知識を身につけていただける授業内容です。もちろん調理実習にも力を入れ、よりおいしい薬膳を作るための基本的な調理の技も身につけていただけます。
受講生の皆さんが達成感と連帯感を感じられる素敵な時間です。
薬膳のスペシャリストとして、活躍の場を広げませんか。
中医学の専門知識を深く学び、健康維持や健康管理の知識を高め、病気予防や病後の回復などのサポートを施すことのできる薬膳のスキルを身につけたい–。そんな志をもった方なら、どなたでも始められるコースです。
※コース名にある「営養」とは、生命を維持し、生活していくために、体外から適度な物質を取り入れて、成長・成熟・機能を発達させていくという意味です。
コース修了後に身に付くスキル
心豊かな生活
- 心と体が元気になる
- 講師からココロとカラダが元気になるパワーをもらえる
- 良い仲間と出会える
- 季節に合った生活スタイルを送ることができる
- 自分の体質とタイプを知って心穏やかに過ごす
- 人と上手な付き合い方を学んでストレスを改善できる
- 旬を意識した食材選びができる
- 薬膳の基本ルールに基づいた献立作りができる
- 薬膳食材を生活に取り入れることができる
健康管理
- 肌がきれいになった
- 冷え性が改善した
- 夫のダイエットに成功した
- 自分や家族のアレルギーが改善した
- 高齢の親の気力体力が回復した
仕事に活かす
- 患者さんに食事のアドバイスができる
- 妊婦さん、産後ママが健康になれるアドバイスができる
- カフェや飲食店で薬膳メニューを提供できる
- 薬膳茶など商品開発して販売できる
- 薬膳料理教室で薬膳や中医学を教えることができる
こんな方におすすめします
- 毎日の食事で自分や家族を元気にしたい。
- 新しい自分に出会いたい。
- これからの人生を食を見直すことで幸せに暮らしたい。
- 薬膳料理の教室を主宰したい。
- レストランやカフェなど、飲食業における薬膳料理メニュー開発などを手がけたい。
- 薬膳もわかる栄養士として、病院などの施設の食事メニューの考案をしたい。
- 薬剤師として、薬膳もアドバイスできるようになりたい。
- 薬膳の専門家という立場で、美容に役立つ食生活のアドバイスをしたい。
カリキュラム
【月2~3回 全24回】
講習時間:10:00~15:00 実習時間:11:00~15:30
中医薬膳営養師コースでは、まず薬膳の理論を学び、その知識に基づいて薬膳を作るカリキュラム構成になっています。実習授業は全12回あり、理論も実習もバランスよく学ぶことができます。最終的には、「季節の薬膳」と「体質の薬膳」を自分で考えて作れるようになることを目標にお教えしています。
回 | 内容 |
1 | 入学式・オリエンテーション 基礎理論① 薬膳概論・陰陽五行 |
2 | 基礎理論② 臓象学① |
3 | 基礎理論③ 臓象学②・気血津液 |
4 | 基礎理論④ 病院・病機・治則 |
5 | 診断学① 四診 |
6 | 診断学② 八綱弁証 |
7 | 診断学③ 気血津液弁証 |
8 | 診断学④ 臓腑弁証 |
9 | 中薬学① 中薬学理論、解表薬 他 |
10 | 中薬学② 瀉下薬、利水滲湿薬 他 |
11 | 中薬学③ 食薬を学ぶ |
12 | 方剤学① 補益剤 他 |
13 | 方剤学② 理気剤、和解剤 他 |
14 | 薬膳営養学①/実習①② 調理基礎 |
15 | 薬膳営養学②/実習③ 季節の薬膳(春・夏) |
16 | 薬膳営養学③/実習④ 季節の薬膳(秋・冬) |
17 | 薬膳営養学④/実習⑤ ストレスの薬膳 |
18 | 実習⑥ 気虚の薬膳/実習⑦ 気血両虚の薬膳 |
19 | 実習⑧ 陰虚の薬膳/実習⑨ 気滞の薬膳 |
20 | 実習⑩ 痰湿の薬膳/実習⑪ 薬茶の作り方 |
21 | 実習⑫ テーマ別薬膳/卒業作品考案 |
22 | 卒業作品制作・発表 |
23 | 卒業試験・卒業レポート講評 |
24 | 卒業式・卒業パーティー(軽食) |
※お休みした場合は、録画授業で振替対応致します。
※スケジュール詳細は、お問合せ下さい